「第3回こどもたちへの音楽会」 終わりました | 2015.12.31 Thursday |
毎年の「ぴあのとうたとおぺれった」は、2015年12月27日「第3回こどもたちへの音楽会」として開催されました。
第1部は、私のソロ。
第2部は、「くるみ割り人形」。私とチェロ、ヴァイオリンのアンサンブルと、四国学院の演劇科の皆さんによる音楽劇。ケルンで勉強されたバレエの阪本麻耶先生による振り付けと、西村和宏先生演出による、18、19歳の若さ弾けるフレッシュな舞台でした。
このシリーズ、回を重ねる毎にお客さんが増え、今年は満席どころか、補助席や立ち見も出る大盛況。
会場は、1歳、2歳を抱っこしたママたちや、素敵なおじいちゃんおばあちゃん、おしゃれした小さなレディや紳士たちでいっぱいです。
開演が近づき、出番を待つ私は舞台袖に。
客席から、期待と興奮が伝わってきます。
やがて客電が落ち、舞台が白く明るくなると、ステージへ。満場の拍手で迎えられ、舞台中央のピアノまで歩いて行く。
会場からエネルギーをもらう。
何もかも忘れて弾く。
流れるように身体が動く。
ステージの上のほうから、弾いている自分を見降ろし、自分をコントロールする。
ピアノと身体は完全に一体化し、指が鍵盤に吸い付いていく。
無心に弾く。
音にどんどんインスピレーションをもらう。
作曲家と対話する。
神様と話しをする。
Photo by Hiromichi TAKI
幸せ。。
この瞬間を、私は幾度、体験して来たでしょう。
いつものように手作りの反響板で素晴らしい舞台を作ってくださった学習センターの館長さん、お世話してくださった皆さん、共演者の皆さん、そして、
家族にありがとう。