Pianist 田村真穂 Official Website!!

ピアニスト田村真穂の公式ブログ。
好評を頂いておりました「mahopooパリ通信」の続編となります。日々邁進する私の記録、コンサート情報などを掲載します。
第3回 田村ピアノ学校 発表会 
今年も、3月最後の日曜日、桜の咲き始めた丸亀城の近く、第3回「田村ピアノ学校」発表会が開催されました。

東京、大阪、長崎、高知…、遠方よりの参加者も含め、大勢での賑やかな発表会になりました。

皆に喜んでもらえるように、少しでも素敵な発表会になるように、今年も心を込めて準備致しました。

プログラムの表紙には、東山魁夷美術館での私のコンサートの時の写真を。あの時の、海に反射した光、魁夷ブルー、萌える緑のハーモニー、白い馬、モーツァルト、胸が痛くなるような記憶が蘇る、大好きな写真はカメラマンのH•Takiさんの写真です。

舞台のお花は、心を込めて飾りたい。真摯に準備してステージにのぞむ出演者に、明るく柔らかな風が吹いているような舞台で演奏して欲しいな。お花屋さんに頼めば簡単。でも…。

会の前日、軽トラックを運転し、宮武さんの畑まで、ジャージに長靴、手袋という出で立ちで、ハサミを持ってお邪魔しました。宮武さんは、咲き誇る鮮やかな朱の花桃を、惜しげもなく手折ってくださり、太陽の光の色、畑一面の黄色い菜の花を、荷台にいっぱい積み込んで、大振りの大谷焼と備前焼の瓶、母の李朝の棚と一緒に搬入。両親、妹、姪のはっち、甥のあっくん総出で、2時間くらいかかって活けてきてくれました。

私?私は、翌日のために、豪華ゲストと合わせをしておりました。

今年の豪華ゲストは、バリトンの妹尾寿佳さん。多忙な演奏活動の中をぬって東京から駆けつけてくれました。

プログラムは、「サンタ•ルチア」、「帰れソレントへ」、「オ•ソーレ•ミオ」。小中学校の教科書に、これらの名曲が近年載らなくなったことを受け、田村ピアノ学校の皆さんの為に、「後世に残したい、イタリア、ナポリの歌曲」というテーマで、豪華な衣装に堂々たる体躯を包み、艶と響きのある魅力的な声は、すごい声量。見事なステージでした。

私たちのために、楽しいトークも。
「田村ピアノ学校の発表会、聞かせて頂きましたが、皆さん、とても音楽的で驚きました。すごいですね。レベルが高い!」
から始まって、
「皆さんの先生、田村真穂先生は、美人すぎるピアニストとして有名ですが、彼女は、高校時代からずっと、イチバンでした。」
実は、彼は、15歳からの友人。
「彼女がいつも一番、ということは、、同じクラスの俺は? あれ?!」
と、自分を落としながら皆を大爆笑させてくれたあたりで、振り返って私に、「もうええ?」。
「はい。じゅうぶんです。盛り上げて頂きまして、どうもありがとう。」

そして、素晴らしい歌の間で、「舞台には魔物が棲んでいる…。」「練習は裏切らない…。」などの生きた言葉を、現役の演奏家として、惜しみなく贈ってくださいました。


ホールは、今年も生涯学習センター。館長さんの手作りの反響版はさらに一枚増え、さらにいい音響に。

春らしい舞台をみごとに演出してくれた、ため息が出るほど美しい、淡いピンクの桜の花びらの照明は、何と、館長さんがこの日の為に作ってくださいました。

また、演奏中、補助ペダルが、勢い余ってペダルに乗り上げてしまうことがあることを相談したら、不必要に前に行かないように、床に薄木を一枚貼りつけてくださったり、館長さんらしい柔軟な感性で、創意工夫を凝らしてのさすがの対応。

このたびも本当によくしてくださいました。


アナウンスは、あれ?真穂先生の声?
はい。妹です。
「おねえちゃん。これなんて読むん?Ahg?アンハングでよかったっけ?」など、事前に練習もし、本番は、澄んで落ち着いた声で、まるでプロ。今年もみごとに進行してくれました。


華やかな受付は、従姉。小さい頃から機転が利いて、気兼ねなく何でも頼める純ちゃんに、何でもお願いして。。


小さな生徒さんたちの誘導は、5年生になった姪のはっち。アリスのようなお洋服を着て、プログラムを片手に生き生きと飛び回ってくれました。


あぁ。そして…、出演者の皆さん!

どなたも、なんて素晴らしい演奏をしてくださったことでしょう!
一人ひとりがアーティスト。とても音楽的で、独創的。魅せてくれました。

田村ピアノ学校の発表会を、聞きに来てくださるのは、有り難いことに出演者の関係者以外の方々も多いのです。多くの声を寄せて頂きました。

「毎年、3月最後の日曜日に開かれるここの発表会、聞き応えがあって楽しみでね。来年も来るよ。」
「ひとりひとりが素晴らしくて、びっくりしました。発表会というより、コンサートでしょう!」
「みごとな花の、美しい舞台に感激しました。」
「楽しくて、あっという間でした。こんなに楽しいコンサートはない。」

「チケット代はおいくらでしょう?」
とまで!

嬉しくて胸がいっぱい。
妹尾さん、館長さん、家族、親戚、そして、生徒さんたち出演者の皆さん、皆のおかげで本当に素晴らしい発表会になりました。


海内存知己   海内(かいだい)に 知己(ちき)を存(そん)すれば
天涯若比隣   天涯(てんがい)も 比隣(ひりん)の若(ごと)し     
 
王勃







 
JUGEMテーマ:クラシック音楽




 
09:35 | 田村ピアノ学校 | - | - | author : ピアニスト 田村真穂
スポンサーサイト
09:35 | - | - | - | author : スポンサードリンク
<< NEW | TOP | OLD >>