Pianist 田村真穂 Official Website!!

ピアニスト田村真穂の公式ブログ。
好評を頂いておりました「mahopooパリ通信」の続編となります。日々邁進する私の記録、コンサート情報などを掲載します。
田村ピアノ学校 第1回スペシャル勉強会!

「田村ピアノ学校」、我が校の通常カリキュラムと致しましては、
えー、まずはもちろんハンパじゃなく高度な内容のピアノレッスン。(←でもないか!) 
その他、希望される方の為に田村ピアノ学校に関わる様々な人たちの交流会、講習会、勉強会などがしばしば催されております。(もちろん無料でございます。)

生徒さんたちが、ただピアノだけを習う教室ではなく、成長していく中で、音楽家である前に、何より人として、豊かに、いろんなことを幅広く学べる(松下村塾のような!?)場所であって欲しいという思いからです。

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ここまでは、そのようにしていけたらいいな という願いです。
この夢が、夏休み中、まずひとつ実現しました。

本校の熱心な生徒さんであり、検察庁の検事である方にお願いし無理を聞いて頂け、「田村ピアノ学校」のだいじな生徒さんたちのために「検事の仕事ってどんなの?」をテーマに講習会を開いてくださいました。本当に、勿体無いような素晴らしい機会でした。

と、講習会を聴く生徒さんたちの中に、しかも真ん中になぜか甥が!
質問をどっさり用意して目を輝かし、意気揚々と座っているではありませんか。


検事は、弁護士や裁判官と違って唯一、法律に違反した人を取り調べ、罪になると判断したら裁判所に訴えを起こすことができるということや、
人の一生を左右する仕事なのでとても責任重大であるということなどが、丁寧に選ばれたわかりやすい言葉で穏やかに語られ、
でも、その優しい語り口調からも、検事には並大抵ではない緻密な調査能力が必要であること、つまり、あらゆる分野への豊富な知識がないと勤まらないことなどが、柔らかな感性の皆にはとても敏感に伝わります。

例えばどんな事件があって、法廷ではその場合…など、事件発生からの流れを、ご用意くださった大きなカードで具体的にわかりやすくご説明くださいます。
そのお話が進むと、聞いていただけだったはずの私たちは、まるで法廷で「さてこの事件をどうしようか」と思案している検事のようです。「さあ、この時ね、あなただったらどうしますか?」「あなたなら、この場合、何と言うかな?」など、銘々にふいに投げかけられる質問が、さらにリアルな切迫感を生み、臨場感たっぷりです。

気が付けば、難しい法曹界のことがとても楽しく教われただけでなく、何より、常に自分を高めておられる立派な現役の検事、不正を憎んで許さない正義の味方 HERO に、実際に生きた話を、じっと目を見てして頂けるなんて、これから自分の将来を作っていく子供の皆にとって、どんなに大きな心の財産になったことでしょうか。


お話がすべて終わり、「何か質問はありますか?」と聞いていただけ、一番に挙手し、
「しゅうそうれつじつバッチを落としたことはありますか?それから、なぜ冬ではなく秋なんですか?」
と、質問したのはまさかの甥。
穴があったら入りたい。
なのに、「えらいねえ。秋霜烈日なんてよく知ってたねぇ。」と穏やかに答えてくださった検事さん。

「女の人もなれる?」と聞いたのは、姪のはっち。
なるほど、しかしそんな質問をしてどうするつもり?
私、コソコソ耳の側で「ねえ、はっち、なるの?」するとはっち、「うん、なるつもり。」

はっちよ。知っているのかい?司法試験は国家試験の中で最難関。合格率はたったの3%ほどだということを。



素晴らしい機会を頂き、たくさんの刺激をもらい、甥は夏休みの自由研究を「新聞ができるまで」の他に、「日本の裁判について」の二頭と欲張り、
数日後には、大好きなじいじを伴われ、なんと法廷へ。刑事事件の裁判の一般傍聴席に座り、あの検事さんが法廷で実際に活躍されている様子を実際に見て大興奮。


帰ってきてまとめた文面の一部。
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ぼくは実さいに裁判をぼう聴しました。そして考えたいろんなこと。 

「さぎ」という事件をなぜおこしたのか。
・なんでお金がないのにパチンコをしていたのか
・その人に親類はいなかったのか
・かんごくに行くのがいやなはずなのになぜ何回もくりかえすのか

など。
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「いろいろな罪」 と書かれたページには、
「殺人」や、「つうかぎぞう」、「ゆうかい」、「わいせつ」、「強とう」などのいろいろな種類の犯罪が。
「いろいろな罰」 のページには、
相手をなぐる→「傷がいざい」、お金を取る→「きょうかつざい」、おどす→「きょうはくざい」、校しゃにらくがき→建造物損かいざい などの刑罰の種類が、意味不明のイラストと一緒に書かれてあったり、


「大岡裁き」を取り上げ、江戸時代と現代の裁判を比較してあったり。
法ていの場所 現在は裁判所、江戸時代はお白洲
極刑      現在は絞首刑、江戸時代は切腹、市中引き回しの上打ち首ごく門など

……。

他のページは?と、見るとこんな文面もありました。

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裁判とは関係ありませんが、実さいの検事に受けた勉強会で特に教えられたことがあります。

1、本をたくさん読む。    
     知しきを学ぶことは人格を高めることになる。
2、相手の立場になって考える。
3、「ありがとう」の気持ちを持つ。
     世の中には不幸な人もいるから、今幸せにあることをかんしゃする。
4、北風と太陽の考え
     人をせっとくする時に、北風みたいにどんどん言うのではなく、太陽のようなあたたかい気持                                     ちで対おうしていく。    
5、六四の妙味
     他の人から見たら半分ずつだから、自分ばかりが正しいわけではない。

ぼくは、この5つを忘れないように生活していきたいです。

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素晴らしい勉強会のプレゼント、ご多忙にも関わらず誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
田村ピアノ学校のだいじな生徒さん、甥や姪、皆の柔らかな心に大きな大きな教えを、本当にありがとうございました。この勉強会で得た素晴らしい多くのことは、確かに心に刻まれ、必ず成長していく中で思い出し、そして豊かなピアノが弾ける素敵な大人に成長していってくれると思います。


最後に皆さん、甥の自由研究の最後のページにありました、彼の考えたクイズにお答えください



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おまけ
<クイズ>

○か×で答えなさい。
1、裁判を見る席ではテープレコーダーなどで録音をしてもよい。○か×か。
2、容ぎ者と被ぎ者は同じいみである。○か×か。
3、裁判員裁判はくじ引き。○か×か。
4、法む省には子供向けのホームページがない。○か×か。





今日もご精読ありがとうございました。






18:31 | 田村ピアノ学校 | - | - | author : ピアニスト 田村真穂
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